JSPSを志望した理由

研究者を支える仕事

　大学院では、自身で研究を進めるだけでなく、研究室の運営補助、学会開催の補助やアウトリーチ活動（普及活動）などを行うこともありました。その中で、学術研究を進めているのは、研究者の方々だけではなく、周りで支えている方々の力も合わさってのものという事を感じ、研究者を支える仕事がしたいと考えるようになりました。その中で、本会であればそのような仕事ができるのではと考え、希望いたしました。 就職活動は、本会の他に、教科書会社と建設コンサルタント業界を志望していました。面接で苦労することも多くありましたが、どの企業等の面接を受ける前にも自分なりに就職した後はどのようなことができるかをイメージするようにしていました。幸いにして本会から内定をいただくことができ、本会に就職することに決めました。

業務において印象的だった出来事

日本学術振興会の持つ影響力

　業務において印象的だった出来事は、ノーベル賞受賞者の方の本会への表敬訪問に対応したことです。実際にノーベル賞受賞者の方にお会いすることができたことは本会の持つ研究者の方への影響力の大きさを感じました。
　やりがいを感じたときは、事業の事後アンケートや直接お会いする機会などで本会の事業への感謝のお言葉をいただいた時です。日頃は担当事業に採択されている研究者の方と直接会う機会は多くはないため、そのような感謝のお言葉は大変励みになりました。
　業務を行う際には、研究者の方に寄り添った業務運営を行う事を心がけています。学術の振興を支える機関として、研究者の方の負担を軽減しつつ、研究者の方が自由な発想で研究活動を実施できるよう取り組んでいきたいと考えています。

就職活動中の方へのメッセージ

応援しています

　就職活動は多くの企業や団体を受ける必要があることも多く、大変なことも多いと思います。しかし選考がうまくいくかどうかは企業と応募者の相性が大きいと思いますので、もしうまくいかない時があっても、相性だと切り換えて、息抜きをしつつ就職活動を続けていただければと思います。その中で、本会に興味を持って頂けましたら、志望して頂ければ幸いです。是非一緒に働けることを楽しみにしています。

研究に幅広く携わることのできる仕事

　本会では学術研究支援に関する業務が幅広くあります。そのため、どの部署であっても学術研究にかかわることができ、また、研究者の方と携わる機会も多くあります。対象分野も人文学から自然科学まで幅広いため、様々な分野の研究者の方とかかわる機会があります。研究に携わりたいと考える方には刺激の多く、やりがいを感じられる環境なのではないかと思います。