PEOPLE 15

PEOPLE 15

総務部総務課

係員  Y.S.

採用年月:2020年4月採用
出身学部:法学部政治学科

現在の職務内容

研究者を支える職員を支える

 総務部総務課には総務係と人事係という2つの係があり、私はそのうちの人事係に所属しています。人事係は文字通り、人事業務一般を担当する係です。ただ、一口に「人事業務」といってもその内容は多岐にわたっており、係内で業務を分担しています。
 その中でも私は特に、採用に関する業務、給与・賞与の支払いに関する業務、福利厚生に関する業務、会内他部署からの人件費調査への対応を担当しています。 どの業務でも法令や会内の規程を確認しなければならない場面が多く、関連する法令や規程を調べるのに苦労することもありますが、自分の仕事の根拠は可能な限り把握するように意識して業務に取り組んでいます。

JSPSを志望した理由

興味があることを仕事に

 私が就職活動を意識し始めたころ、何を軸に据えて就活を進めるかを考えたときに、「自分自身がその仕事に意義を見出せるかどうか」という点を大切にしたいと思いました。
 元々進学するか就職するかを迷っていたことや、指導教官をはじめとする研究者から学術研究を取り巻く現在の環境について話を聞くことが多かったことから、学術に関係する仕事に興味をもち、そこになら意義を見出せると感じました。 周囲の話を聞いていると、JSPS以外にどこを志望したのかは人によって本当に様々です。私の場合は上記の理由から、大学職員や学術出版社を志望していました。
 他の機関からも内定をもらっていたため就職先の決定には悩みましたが、よりマクロな視座に立って仕事ができそうだと思いJSPSへの入職を決めました。

業務において印象的だった出来事

管理部門で働くということ ~若手の視点から~

 多くの組織と同じように、JSPSにもまた事業部門と管理部門があります。 以下では私が考える管理部門で働く意義や面白さをお伝えできればと思います。

・各部署の担当事業が分かる
・他機関との関係が分かる
⇒現在の業界全体・組織全体を見渡す視野を手に入れることができる
⇒組織の将来や自分の目標を考える機会を得ることができる

・法令や規程の理解が進み、自分の仕事について明確に説明できるようになる
・色々な人と関わることができ、各事業の担当とコミュニケーションがとりやすくなる
・調整力が身につく
⇒仕事がスムーズにできるようになる

 個人的には、若手のうちに管理部門に配属されたことはとても良い経験になっていると感じています。
 この項目が、皆様が「管理部門に配属されたらどのように働きたいか」を考える際の材料になれば幸いです。

就職活動中の方へのメッセージ

JSPSといえば○○○

 就職活動中の皆様はJSPSにどのようなイメージをお持ちでしょうか。自分の就職活動のことを振り返ってみると、その頃はやはり「JSPSといえば科研費」というイメージが強かったです。
 しかし、実際には、JSPSには科研費以外にも多くの事業があります。そういった各事業を知ることがJSPSを知る近道になると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
 また、他のファンディングエージェンシーとの比較もJSPSの特徴を把握する重要な手がかりとなるはずです。こちらもご興味があればお調べください。

職歴/略歴

MY CAREER

2020年4月
国際統括本部国際企画課
(海外センターとその派遣者に関する業務)
2021年10月
総務部総務課(人事業務)