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PEOPLE 16

PEOPLE 16

人材育成事業部大学連携課

係員  C.K.

採用年月:2019年10月採用
出身学部:人文学研究科社会動態専攻(修士課程修了)

現在の職務内容

プログラム実施のサポーター

 大学連携課では大学の教育研究機能の向上を目的とした事業を実施しています。その中で、私が所属する大学院教育改革支援係では「卓越大学院プログラム」を担当しています。本プログラムは、各大学が自身の強みを核に、国内外の大学・研究機関・民間企業等と連携しつつ、5年一貫の博士課程学位プログラムを構築することで、卓越した博士人材を育成し、人材育成・交流等が持続的に展開される卓越した拠点を形成する取組を推進する事業です。現在は採択されたプログラムの中間評価を実施しており、その会議に向けた準備や、広報の一環としてパンフレットの作成を行っています。
 より良いプログラムにするために大学関係者や学生、委員の先生方など様々な立場の方が係わっており、その裏方としてプログラムの実施をサポートできることにやりがいを感じています。

JSPSを志望した理由

若手研究者を支えられる一員に

 採用前は研究所の事務補佐員として研究費の外部資金獲得に関わる業務に携わっていました。その中で、研究者の方々、特に若手研究者が研究資金の確保や快適な研究環境を得るために辛労しているという現状を知りました。日本学術振興会(学振)には特別研究員や卓越研究員事業といった若手研究者を支援する事業が多く存在しています。それらの事業に携わり、これからの研究を担う若手研究者を支えたいと思い、学振を志望しました。今もその気持ちを大切に日々業務に励んでいます。

業務において印象的だった出来事

学生の声を聞いて

 卓越大学院プログラムでは採択プログラムに対して、プログラムが適切に実施されているかを把握・確認するためにフォローアップとして、プログラムの担当教員や参加学生との質疑応答や教育現場・施設等の視察を行っています。
 参加学生との質疑応答では、様々な学生から生の声を聞き、プログラムでの取組みが実際に学生に大きな影響を与えていることを実感し、自身が担当する事業の影響力の大きさを再認識しました。また、研究者としてのキャリアパスを考えている参加学生も多くいることがわかり、将来そういった学生や若手研究者により良い研究環境を提供できるようにしたいと改めて思いました。自分ができることを一つ一つやり遂げ、研究者を支えられる一員となれればと思っています。

就職活動中の方へのメッセージ

今できることを

 就職活動中は自分自身に向き合う時間も多く、悩むこともあるかと思います。そんな時も様々な人と話し、聞くことを大切にしてもらえたらと思います。就職活動から少しだけ離れて社会の動きを俯瞰的に見ることも良いかもしれません。そうすることで自分のやりたかったことや、いつも見ていた物事が違って見えてくることもあります。納得して就職活動を終えられるように、今できることを精一杯頑張ってください。

昼休みの散歩

 晴れた日のお昼休みには、少し職場から離れて時々散歩をしています。半蔵門まで行くと和菓子屋さんがあり、午後のおやつを調達することもあります。街の様子の変化や新しいお店を見つけることも一つ楽しみです。パソコンから離れ、一度外の空気を吸うことで頭もリフレッシュされ、午後の時間も集中して業務に勤しんでいます。

SCHEDULE

ある一日のスケジュール

  • 9:00

    出勤、メール・一日のスケジュールの確認

    出勤後は、まずメールを確認し、その日にやることを整理します。

  • 9:30

    問い合わせの回答案作成

    大学や委員の先生から評価等に関するお問い合わせをいただくので、回答案を作成します。同様のお問い合わせをいただくこともあるので、係内で情報共有・相談し、認識を合わせます。

  • 12:00

    お昼

    お弁当を持参していますが、天気がいい日は食後に外に出かけます。

  • 13:00

    係打合せ

    会議資料や今後のスケジュールについて係内で確認をします。先の予定を見て、どのようなスケジュールで、何を準備しておくべきか係内で意見を出し合います。

  • 14:00

    会議資料の作成

    係打合せで変更となった点を資料に反映します。また、今後必要となる資料の準備をします。

  • 16:00

    パンフレットの校正

    卓越大学院プログラムでは毎年パンフレットを作成しています。業者の方からいただいたパンフレットのデータを確認し、修正が必要な箇所を伝えます。

  • 17:45

    退勤

    基本、自分のペースで仕事を進めることが可能ですが、会議中は残業が発生することもあります。

職歴/略歴

MY CAREER

2018年09月
他の研究機関にて、財団助成関連業務に従事
2019年10月
日本学術振興会に転職
国際事業部研究協力第二課(国際共同研究事業の運営)
2021年10月
人材育成事業部大学連携課(卓越大学院プログラム)